ホーム › ブログ › 外国人におすすめの東京の夜ご飯:居酒屋、おまかせ鮨、和牛焼肉からタコスまで

外国人におすすめの東京の夜ご飯:居酒屋、おまかせ鮨、和牛焼肉からタコスまで

公開 8 分で読めます
東京の屋台の焼き台でジュージューと焼ける串

海外から来た友人を連れて行く東京の夜ご飯、どこがいいか迷いませんか?私たちが外国人ゲストにおすすめの店を聞かれたとき、まず返すのは「どんな夜にしたい?」という質問です。高架下の煙たい焼き鳥屋も、職人が一貫ずつ手渡してくれる静かな鮨カウンターも、どちらも東京の夜ご飯。2016年から旅行者と一緒にこの街を食べ歩いてきた私たちが、実際に使っている「夜ごはん地図」をまとめました。居酒屋、焼き鳥横丁、おまかせ鮨、和牛焼肉、まだあまり知られていないタコスの世界、そしてすべてが閉まったあとに何を食べるか、まで。

外国人におすすめの東京の夜ご飯:まず知っておきたい基本

夕食の営業はだいたい17時か18時から。閉店の30分〜1時間前にはラストオーダーがあり、海外ゲストには意外と知られていないので、席に着いたら閉店時間を確認して伝えておくと安心です。居酒屋や焼き鳥屋は遅くまでにぎわい、一般的なレストランは早めに閉まり、深夜はラーメン屋とコンビニの出番になります。

あわせて伝えておきたいことが3つ。チップは不要、小さな店は現金のみのことが多い、終電はだいたい0時〜0時半。夜全体のプランを立てるなら、東京の夜の過ごし方ガイドでエリア選びや帰り方もまとめています。

居酒屋:東京の夜ご飯の主役

居酒屋は、海外ゲストにとって「料理が本気のパブ」。座って飲み物を頼み、誰かが「もう十分」と言うまで小皿が続きます。東京で自由な夜がひと晩しかないなら、私たちは迷わず居酒屋をすすめます。予算は飲み物込みで一人3,000〜5,000円くらいが目安です。

お通し:頼んでいないのに出てくる一品

席に着くと、漬物や大根の煮物、ポテトサラダなどの小鉢が出てきます。これがお通し。一人数百円の席料のようなもので、基本的に断れず、会計に自動的に加算されます。海外ではなじみのない習慣なので、「箸つきのカバーチャージだよ」と先に伝えておくと、会計で驚かれずに済みます。

飲み放題と「少しずつ頼む」文化

多くの居酒屋には時間制(90分〜2時間が一般的)の飲み放題があり、コース料理とセットのことも多いです。しっかり飲むグループには割安ですが、時間制限、終了前のラストオーダー、日本酒やプレミアムなお酒が含まれるかは事前に確認を。

飲み放題にしないなら、注文は何回かに分けるのが普通です。まず飲み物と、すぐ出てくる料理を2〜3品。テーブルが空いてきたら追加します。店員さんを呼ぶときは呼び出しボタンを押すか、手を挙げて「すみません」。

何を頼む?

  • 枝豆:最初の一杯と一緒に出てくる定番。
  • 唐揚げ:レモンをかける前に、ひと言確認するのが日本流。海外ゲストに説明すると、だいたい笑いが起きます。
  • 刺身の盛り合わせ:その日の鮮魚を少しずつ。
  • 焼き鳥:詳しくは次の章で。
  • ハイボール:東京の居酒屋の定番ドリンク。
  • 日本酒:「辛口」か「フルーティー」かを伝えて、お店に選んでもらうのがいちばん。
東京のバーのカウンターに並ぶ日本酒の瓶
カウンターに並ぶ日本酒。「辛口」か「フルーティー」かを伝えれば、あとはお店におまかせ。

焼き鳥横丁と注文のコツ

小さな飲み屋や焼き場がひしめく細い路地、横丁。焼き鳥がいちばんおいしく感じられる場所です。串は1本150〜300円ほどなので、10本と飲み物でちょうどいい夕食になります。私たちが何度も通っているのはこの2か所。

思い出横丁(新宿) 新宿駅西口のすぐそば。提灯が灯る路地に、10席に満たない店が並びます。19時前に行くか、何軒かのぞいてみるつもりで。席料やお通し代がかかる店もあるので、座る前に確認を。

ハーモニカ横丁(吉祥寺) 吉祥寺駅北口の目の前、戦後の闇市から育った迷路のような横丁に、約100軒の小さな店がひしめきます。昔ながらの店と立ち飲みやワインバーが隣り合い、新宿よりのんびり。新宿からJR中央線快速で約15分、私たちのホームグラウンドです。

焼き鳥は数本ずつ頼むのが基本。定番は、もも、ねぎま、つくね(卵黄につけて)、かわ、季節の野菜。味付けは「塩」か「タレ」。迷ったら「おまかせで」と頼めば、焼き手が選んでくれます。海外ゲストには部位の名前を英語で説明できると喜ばれます(もも=thigh、かわ=skinなど)。

おまかせ鮨:予約・予算・カウンターでのマナー

「おまかせ」は、職人にすべてを委ねるスタイル。その日の魚から組み立てたコースを、一貫ずつカウンター越しに出してくれます。新宿には、気軽な町の鮨屋から10席に満たない完全予約制の店までそろっています。

東京でおまかせ鮨を予約するには

人気店は数週間先まで埋まっていることも珍しくありません。オンライン予約サイトやホテルのコンシェルジュ経由での予約が多く、カード情報の登録や厳しいキャンセル規定がある店がほとんどなので、日程を固めてから予約を。ランチのおまかせがある店なら、手頃で予約も取りやすいです。

予算の目安

価格帯で考えるのがおすすめです。目安として、ランチや町の鮨屋で一人5,000〜10,000円ほど、ディナーの中価格帯で15,000〜30,000円、有名店は40,000円以上。飲み物は別料金なので、予約時にコース料金を確認しておきましょう。

カウンターでのマナー

  • 時間厳守。一斉スタートの店も多いです。
  • 強い香水は控えめに。魚の香りの邪魔になります。
  • 握りは出されたらすぐに。手でも箸でもOK。
  • 醤油をつけるならネタ側に少しだけ。すでに味がついていることも多いです。
  • 写真は撮る前にひと声。アレルギーは予約時に伝えておきましょう。
おまかせ鮨のカウンター席から見た、仕事中の職人
カウンター席からの眺め。一貫一貫が、職人の手から直接お皿へ。
新宿「Sushi Aka」の笑顔の職人と、新鮮な魚介が盛られた桶
新宿の「Sushi Aka」でのおまかせ。何度でも通いたくなるカウンターです。

予約争奪戦はちょっと…という方へ。私たちのタコス&ビール東京バーホッピング(一人100ドル、最大10名、3時間、火〜日曜18時)なら、取りにくい予約は不要。下北沢駅に集合し、Tacos 3 Hermanosからスタートして同じ店でゴール。1軒目でシェアのタコスと1杯がつき、そのあと地元の居酒屋と隠れ家バーへ。追加のドリンクやお料理は各自払いで、目安は5,000〜10,000円ほどです。海外の友人へのプレゼントにもどうぞ。

夜の焼肉と和牛

焼肉は、卓上のグリルでひと口大の肉を自分で焼いて食べるスタイル。真価を発揮するのはサシの入った和牛で、いい和牛の店は予約する価値があります。

注文は少しずつ。定番の流れは、塩とレモンでいただく薄切りのタンから始めて、カルビやハラミなど脂ののった部位へ、締めは冷麺などさっぱりしたものを。和牛は火の通りがとても早く、数秒ずつ返すだけで十分なことも。スタッフが繊細な部位を焼いてくれる和牛おまかせコースの店もあり、焼き加減に自信がないゲストにはぴったりです。

厚みのある和牛サンドを手に持った様子
「Yakiniku Eisho」の和牛サンド。和牛おまかせコースの一品で、東京で食べた中でも忘れられない味です。

東京のタコス:意外と熱いメキシカンシーン

多くの東京グルメガイドが触れないのがここ。東京には本格的なタコスの店があり、特においしいのはメキシコ人シェフが故郷の味を出している店です。手作りのトルティーヤ、アル・パストール、しっかり辛いサルサ。近くにはテキーラやメスカルのバーもあり、アガベのお酒について気さくに教えてくれます。

この街でいちばんフレンドリーな夜のひとつでもあります。ラテンアメリカのコミュニティが集まり、サッカーの試合がある夜は特に盛り上がって、静かな鮨カウンターとは正反対の空気。スペイン語圏の友人を案内するなら、間違いなく喜ばれます。私たちのタコス&ビール東京バーホッピング(100ドル、火〜日曜18時、3時間)は、英語・スペイン語・日本語に対応するガイドが案内し、そんな気楽な空気を下北沢で楽しむ夜です。

東京のタコス店で、大型スクリーンに映るメキシコ代表のワールドカップの試合を見る緑のユニフォーム姿のファン
「Tacos 3 Hermanos」の大画面でメキシコ代表のワールドカップの試合。東京のメキシコ人コミュニティと過ごした夜。
吉祥寺にできた新しいタコス店のチラシを配る様子
お気に入りのタコス店が吉祥寺にやってきたときは、街頭で宣伝のお手伝いをしました。

深夜のラーメンと二次会後の一杯

居酒屋が閉まったら、ラーメンの出番です。大きな駅の周辺には深夜まで営業する店が多く、24時間営業の店も。入口の券売機で食券(1杯1,000〜1,500円ほど)を買って店員さんに渡し、麺は遠慮なくすすって大丈夫。海外ゲストには「音を立ててOK」と教えてあげると驚かれます。

コンビニ飯もあなどれない

セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの多くは24時間営業。おにぎり、たまごサンド、レジ横のからあげ、寒い季節のおでん。レジで「店内で食べますか」と聞かれるのは税率の確認(持ち帰り8%、店内飲食10%)だと説明してあげると、海外の友人も納得します。

ベジタリアンの友人を連れて行くなら

少し下調べが必要です。多くのタレや汁物のベースになるだしは魚由来が一般的で、焼き鳥の野菜串も鶏と同じ網やタレを使うことがよくあります。比較的安心なのは、枝豆、冷奴、しいたけの塩焼き、梅や昆布のおにぎりなど。ヴィーガン対応のラーメン店もあり、タコス店なら豆やチーズのメニューがあることが多いです。注文前に「肉と魚は食べません」と伝えましょう。

ローカルと一緒に、東京の夜を食べ歩く

東京の夜ご飯でいちばん難しいのは、おいしい店を見つけることではなく、いい店に入ること。人気のおまかせ鮨は予約で埋まり、いい焼肉店も予約が必要、最高のタコスナイトは口コミでしか知られていない店で起きています。だからこそ私たちは、扉を開けて、注文も通訳もお任せいただける2つのバーホッピングツアーをつくりました。

  • 吉祥寺・隠れ家バーはしご酒ツアー(120ドル、火〜日曜19時、4時間、最大8名):吉祥寺とハモニカ横丁の隠れ家バーをめぐり、いろいろな日本のカクテル、飲み方のマナー解説、3か国語対応ガイドによる通訳つき。ドリンクは各自払い(1杯500〜700円ほど)です。
  • タコス&ビール東京バーホッピング(100ドル、火〜日曜18時、3時間、最大10名):下北沢の1軒目でシェアのタコスと1杯、そのあと地元の居酒屋と隠れ家バーへ。3か国語対応のガイドがご案内します。

どちらも20歳以上が対象で、料金は予約時に全額前払い、お客様都合のキャンセル・返金はできません。日程が確定してから予約してください。ガイドのAlejandroは2016年から東京で旅行者を案内し、これまで1,000人以上のゲストと食卓を囲んできました。初めて東京を訪れる友人と一緒なら、初めての東京観光モデルコースと組み合わせて、残りの日程も計画してみてください。

おなかが空いてきたら。タコス&ビール東京バーホッピング、または吉祥寺・隠れ家バーはしご酒ツアー

よくある質問

お通しは海外ゲストにどう説明すればいいですか?

席に着くと出てくる小鉢で、一人数百円の席料のようなものだと伝えるのがわかりやすいです。基本的に断れず、会計に自動で加算される、居酒屋ではごく一般的な習慣です。「カバーチャージのようなもの」と言うと伝わりやすいでしょう。

東京でおまかせ鮨を予約するには?

人気店は席数が少なく、数週間先まで埋まることもあります。オンライン予約サイトやホテルのコンシェルジュ経由が一般的で、カード登録や厳しいキャンセル規定がある店も。ランチのおまかせなら手頃に体験できます。

東京で深夜に食事ができる場所は?

居酒屋や焼き鳥横丁は遅くまで営業し、大きな駅の周辺には深夜営業や24時間営業のラーメン店もあります。コンビニの多くは24時間営業です。ラストオーダーは閉店の30〜60分前が一般的、終電は0時〜0時半ごろなので注意しましょう。

東京でおいしいタコスは食べられますか?

はい。メキシコ人シェフが営むタコス店や、テキーラ・メスカルのバーなど、小さいながらも本格的なメキシカンシーンがあります。タコス&ビール東京バーホッピング(100ドル、火〜日曜)では、下北沢のTacos 3 Hermanosからスタートし、1軒目でシェアのタコスと1杯を楽しんだあと、地元の居酒屋と隠れ家バーへご案内します。

ベジタリアンの友人と夜ご飯に行くときの注意点は?

だしに魚が使われていたり、焼き鳥の野菜串が鶏と同じ網で焼かれていたりすることが多いので注意が必要です。枝豆、冷奴、しいたけの塩焼き、梅や昆布のおにぎり、ヴィーガンラーメン、豆のタコスなどが選びやすいメニューです。注文前に店に伝えましょう。

夜の東京を体験しませんか?

隠れた名店、居酒屋グルメ、新しい友達。3か国語対応のローカルガイドがご案内。即時予約確定。

空き状況を見る →
夜の東京を体験しませんか?空き状況を見る